現在の神奈川県平塚市。富士の手前に描かれた大山へ詣でる大山詣は江戸時代に庶民の人気を集めました。画中では、行商人や、修験者、物乞いをしながら行脚する者などの旅人たち、野良仕事に向かう農婦や、小川で黙々と網をすくう男など、江戸の人々の姿が印象的に描かれています。
企画変更タぺストリー(紐付け)加工なし
プロフィール
葛飾 北斎(1760〜1849)
江戸時代後期の浮世絵師。人物画、風景画、歴史画、漫画、春画、妖怪画、百人一首などあらゆるジャンルに作品を残し、代表作に『冨嶽三十六景』や『北斎漫画』などがある。北斎の作品はゴッホなど海外の芸術家にも多大な影響を与えるなど、おそらく歴史上最も有名な日本画家であるといえる。北斎芸術の頂点『冨嶽三十六景』は50代前半に旅に出て各地から眺めた富士を何年もかけて構図を練り、あらゆる角度から描いたもので、刊行されたのは70歳を過ぎてからだった。1999年、米ライフ誌の「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に日本人としてただ一人選ばれる。
■サイズ:67cmx45cm
■名入れ印刷寸法:6cmx18cm
■化粧箱:A
■名入刷色:白